吉と出るか?!私立中高一貫校進学

2016年4月、我が子「たま♂」が私立の中高一貫校へ進学しました。私自身、私立や中高一貫の経験がなく、全くの未知の世界。これから6年間、どうなるのか?私立や中高一貫のメリット、デメリット。たま♂と共に経験・成長していこうと思います。

入学して3ヶ月での感想(部活面)

体育祭やゴールデンウィークが終わった5月中旬、たま♂は個人競技の運動部に入部しました


そして、翌日からはテスト前週間という事でおやすみ


実質は数週間しか参加していませんが、とりあえずの感想です




1学年100名程度の中高一貫校

公立中と恐らく違うところ…


周りの公立中の部活数が少ないのに対し

運動系、文科系ともに

学校パンフレットに記載されている以外の

部活や同好会が数多くあります



また、高等部の生徒と活動するので

技術にしても人間関係にしても学べる事が多いです


そして高3まで部活を続ければ、

先輩後輩合わせて11学年と繋がりを持てます


ただ、やはり進学校だからなのか

元々の母数が少ないせいなのか

団体競技の部活の中には、人数が足りず

試合の時だけ助っ人要員になる生徒もいるそうです



また

部活によって練習日や練習時間も様々です

毎日時間ギリギリまで練習をする部活もあれば

文化系だと、週3日とかも普通にあります。


とは言え、基本は勉強が最優先

公立中よりは時間の拘束も少ないと思われます

そして、

仕方がないですが、超強豪…となる部活は…



まぁ、部活に何を求めるかは人それぞれで

うちの場合は

人間関係の形成や体力作り、リフレッシュできて楽しめれば万々歳です

もちろん

そこに技術の向上が伴えばさらに万万々歳です





たま♂の部活は、運動部としては緩く

日曜は休みだし、連絡さえすれば休みや早退も全然OKとの事

(それを何処まで信じていいのか親としては不安ですが…)

実際、30分くらいで帰る生徒もいるそうです


そして

1年生だから体力づくりだけ、とか

球拾いだけ、とかいう事もなく

学年問わず毎回練習の相手をしてくれるそう




部活を始めた事で

帰りのスクールバスに乗る事ができず

帰宅時間が1時間半ほど遅くなり

体力も奪われ勉強時間も削られ…

と、勉強を頑張って欲しいと思っている親の立場からすると

微妙な思いもないわけではないのですが



「キツイけど楽しい。

もし辞めるにしても1年はちゃんと頑張りたい。

というか、勉強も部活も武道も全部頑張りたい」


とイキイキと宣言するたま♂を見ていると、

応援するしかないですよね




今後、合宿や練習試合があるのかどうか、

親の出番がどれほど必要なのか

その辺りは全くわからないままなのですが

まずは、楽しむたま♂を見守りたいと思います

入学して3ヶ月での感想(勉強面)

意外とハードです

(もちろん、学校や子供の能力によっても感じ方は様々だと思います。

あくまでも、たま♂にとっては、という感想です)




入学前の中高一貫校のイメージとしては



*高校受験がない分、大学受験の準備をするために進度が早い


*高校受験がないから、勉強以外の事にも力を入れられる


といったものでした。

(初心者なイメージですみませんf^_^;)



また、小学校時代の塾の先生からも

「学年にもよるけど、たま♂の志望校は宿題の量が多くなくて、自学が必要」とも。



ですが、いざ入学してみると

「百聞は一見に如かず」だと実感しています



確かに進度は速いです。


例えば

数学が1時間で6〜7ページ進んだり

社会が4大文明+ローマ帝国?を1時間で済ませます。

小学校時代の進度、公立中の友達から聞く話とは全然違うと言います



さらに、速いだけでなく「深い」です


私が高校時代に「日本史」や「地学」で習ったような事まで勉強しています

歴史は、語句を覚えるだけでなく、

一つ一つの背景や意味なども合わせて説明があります


英語は、小テストでもリスニングの問題がありますし、

高校入試程度までの単語を今から覚えています。

(ちなみに、たま♂の学校では「ユメタン」を利用)


百人一首も覚えなくてはいけません

大学入試制度の変更を見据えているためか、

社会のテストに数学を導入したり、

自分の考えや経験をまとめさせたり発表させる機会も多いです



教科によっては、毎週小テストをしています

小テストの点数が悪ければ、追試、再追試、再々追試、…とエンドレスな教科もあります。

クリアできないうちに次の範囲の小テストになり、

追試が溜まる生徒もチラホラいるとか。


また、追試、再追試となる度に範囲は同じでもテスト内容が変わるそうです。

(これは当たり前?私自身が未経験の為、よく分かりません)


そうなると

エンドレスで追試を受けた方が、理解度が深まってラッキーなのでは?と思えてしまいます



そんなこんなで、

課題や宿題が少ないとは決して思えず、

受験時代と勉強時間は大差ない感じがします。

自学のための通信教育(Z会)も、ギリギリ終わらせてる状態です





その結果

結局、勉強以外の事(たま♂にとっては武道)に力を入れる余裕がないのが現状です





まあ、この状態も1年過ぎたら違ってきているかもしれません。

あくまでも、今の、入学3ヶ月での感想です

中学受験のきっかけ②たま♂の気持ち

最初は、親の誘導でなんとなく

「受験してもいいかなー。頭も良くなりたいし」

くらいの考え。



そのうち

公立中は給食が美味しくないと何処からか聞いてきたり、

学年が上がるにつれて、素行が悪くなったり暴力的な子も現れ始め

徐々に

「友達と離れるのは寂しいけど、公立中に行きたくない」

と、受験への気持ちが強くなる



さらに

将来の夢が具体化してきて、


その職業に就くためには、ある程度の学力の大学に行かないといけない


⬇︎


その為には、レベルの高い高校に行かなくちゃ


⬇︎


じゃあ、今のうちからしっかり勉強をしなくちゃ


⬇︎


どうせ勉強をするなら、よりレベルの高い中で刺激を受けながら勉強したい



こんな感じで、徐々に受験への思いが強くなりました。


そして、

経済的な事や武道との兼ね合い、本人の希望もあって、小5の2月から通塾を開始しました